鬼はーそと!福はーうち!(うめ組)

「ドンドン、ドンドン‥」
「ガオーッ!」
園庭に何やら不気味な太鼓の音と
こわーい声が響きました。
「わー鬼だ~。鬼が出たー!!!」
そうです、今日は節分の豆まきの日でした。
先週、牛乳パックを使って
鬼のお面を作ったうめ組さん。
登園してきたみんなに
「今日は本物の豆で豆まきするよ。」
と言うと、ニヤニヤしたり、少し怖そうな顔をしたり
それぞれが期待に胸を膨らませていました。
さあ、豆まきの始まりです。
鬼になりたい子どもと
豆を投げる役がしたい子どもに分かれて
それぞれのグループで
「エイエイ オー!!!」
「みんなを怖がらせてやるぞー!」
「鬼になんか負けないぞー!」
と、どちらやる気満々。
「ガオーおにだぞー!!!」
「鬼はーそとー!」
「鬼だぞ~。悪い子はいないかー?!」
「鬼はーそと!福はーうちー!」
声もだんだんおおきくなり、どちらも負けません。
鬼が少し怖かったお友達も
鬼の嫌いな豆を握り
力いっぱい鬼めがけて投げていました。
「いたたた‥‥。やられた‥
豆は嫌いだー」
と鬼達は鬼が島に帰っていきましたとさ。
「やったー。ばんざーい
豆まき大成功!!!」
豆まきが終わった後は、お部屋で炒り豆を
年の数だけ食べて、心の中にいる
泣き虫鬼や怒りんぼ鬼、
いたずら鬼、好き嫌い鬼を追い出しました。